4k-8kとは

4k映像(Ultra HD=ウルトラHD)は約829万画素で、フルHDの約207万画素の4倍の高解像度です。テレビCM等で「4kテレビはHDの4倍キレイ」と言われるのはこのためです。更に、8kは4kの4倍の約3200万画素となります。
2018年秋から衛生(BS)放送13チャンネルで4k放送(NHKは8kも)が予定され、2020年の東京五輪に向けて4k地上波放送が検討されています。
4k-8kによる撮影は、来るべき4k放送はもちろん、現行のHD放送、HD動画コンテンツ制作においても多くのメリットがあります。

8k フルフレーム(8192×4320)約3500万画素 6k フルフレーム(6144×3160)約1900万画素 4k UHD(3840×2160)829万画素 Full HD(1920×1080)約207万画素

4kならトリミング(クロップ)の自由度が高い

現在、TVCM・WEB・Blu-ray等の動画コンテンツにおける画像サイズ(=納品フォーマット)はHDサイズ(1920x1080px)が主流です。しかしながら、撮影は4kサイズで行われることが増えています。その理由は、納品フォーマットより大きいサイズで撮影しておけば制作過程で多くのメリットがあるからです。
第一に、ポスプロ(動画編集)時にトリミング(クロップ)による画作りが可能となります。HDコンテンツの場合、4kで撮影しておけば画質を落とすことなく200%までの拡大が可能です。6kで撮影すれば300%、8kで撮影すれば400%まで画質を落とすことなく拡大可能です。(*ここでは“画の見え方”を基準に%表記しています。実際の編集ソフト上では100%以下の数値を入力します)
もちろん、撮影までに入念な打ち合わせを行い、撮影サイズそのままで編集~完パケできれば理想です。しかしながら、現実には撮影後のポスプロにおいてクライアントから「もう少し寄りのカットはないかな?」などの、急な要望が多く発生します。そのような状況に備えて『納品サイズよりも大きなサイズで撮影しておく』ことはたいへん有効な手段なのです。

<Premiere Pro CC プログラム画面>

RAWデータとは

『被写体に忠実な色再現~クリエイティヴな色彩表現』が可能

“RAW”とは一般的に“生の”という意味ですが、ここででいう“RAW”は、撮影(収録)データ形式のひとつです。写真の世界では、その優れた特性<高精細で広いダイナミックレンジ、豊かな色再現性>が早くから認められており、広告・ファッション撮影など、高い品質が求められる撮影では欠かせないフォーマットです。映像の世界では、Red Digital Cinema社が、フィルムに変わり得るデジタルフォーマットとして初めてRAW形式を採用し、近年はハリウッドを中心に映画撮影においても普及しています。
撮影された“RAW”データは、一般的な動画データ(AVCHDやMOV等)と異なり、撮影イコール画像データ完成ではありません。撮影後に、収録された“RAW”データを『現像』してRGB画像を生成する必要があります。一般的なカメラは、このRGB画像の生成をカメラ内部で行います。撮影イコール画像データ完成なのですが、そのデータはカメラ内部で処理されるため、画像品質はカメラ独自の圧縮アルゴリズムに左右され、適切な環境で撮影できなければノイズや偽色が発生したり、また肝心の画質/色調もカメラの特性に大きく影響されます。
これに対して、RAWデータはセンサーにダイレクトに記録された光情報をカメラから取り出し、専用のツールでRGB画像を生成(現像)します。この過程で、感度・色調・明るさ・コントラスト等を自在にコントロール可能です。このためRAW形式による撮影は、画像の黒ツブレや白トビ、ノイズの発生を最小限に抑えることができ、求めるイメージに合わせて美しい光の階調や豊かな色彩を実現します。私たちは、写真業界で長年培ったRAW撮影~現像のノウハウを動画撮影に反映させることで、クライアントの要求をクリアする高品位な映像データをご提供します。

*現行のHD放送は色域(カラースペース)はRec.709であり、PCモニター的に言えばsRGBとほぼ同じです。これに対して4k映像規格では、Rec.2020が策定されています。これはAdobeRGBを100%カバーする広い色域です。4k RAW撮影ならば、写真家・フォトグラファーが表現してきた世界観と品質を映像表現においても実現できる時代が到来したと言えます。私たちは映像業界だけではなく、写真・出版業界が発信する優れた映像コンテンツのお手伝いをしたいと考えています。

RGB ColorSpaces

静止画切り出し

4k-8k動画ならば静止画(写真)データを切り出せる

動画データには1秒間に30枚の静止画が並んでいます。4k動画データ(3840x2160px:72dpi)から切り出される静止画を写真画質(300-350dpi) に置き換えると、約A4用紙サイズです。6k動画から切り出す静止画は約A3サイズ、8k動画から切り出す静止画は約A2サイズです。4k-8k動画から切り出される静止画データは十分に印刷(写真)原稿として使用できる品質です。
“写真は写真専用機で、動画は動画専用機で撮影する”時代は既に過ぎ去ったと私たちは考えています。画一化した制作スタイルでは、刻々と変化し、多様化するクライアント(=消費者)ニーズに対応できませんし、なによりも表現(クリエイティブ)の可能性が広がりません。
もちろん見極めが重要です。ある到達点を境に、“写真は写真専用機で、動画は動画専用機で”撮影する必要があります。私たちはそこを正確に見極め、『品質を落とすことなく写真と動画を両立する』方法をご提案し、実現いたします。そのために『4k-8kの画像サイズ+RAW形式で撮影する』ことは極めて重要なのです。さらに、このワークフローでは『動画+写真コンテンツ制作』に要する時間及び予算を適正な範囲に収めることが可能なのです。

4k-8k RAW動画撮影を行い、1つのソースから動画と写真のコンテンツを同時に制作。無駄な時間と予算をカットできる。

プライスリスト

RED Digital cinema WEAPON 8k ¥200,000

[セット内容]
WEAPON本体
(PL or EF Mount 選択可 トップハンドル、Vマウントアダプタ付)
RED touch 7インチLCD ×1
RED MINIMAG 480GB ×2
RED STATION for MINIMAG(USB3.0) ×1
ACアダプター(ACコード付) ×1
ARRIベースプレート(Φ15ブラケット付) ×1
15mmサポートロッド(150mm) ×2
Φ3.5mmミニジャック・キャノン3pinメス変換

RED Digital cinema WEAPON 8k

RED Digital cinema DRAGON 6k(Carbon) ¥120,000

[セット内容]
DRAGON(Carbon)本体
(PL or EF Mount 選択可 トップハンドル、Vマウントアダプタ付)
SIDE HUNDLE ×1
RED touch 4.7インチLCD ×1
RED MAG 64GB × 2
RED STATION (Fire Wire800) ×1
ACアダプター(ACコード付) ×1
ARRIベースプレート(Φ15ブラケット付) ×1
15mmサポートロッド(150mm) ×2

[オプション]
RED MINIMAG 480GB ¥8,000
RED MAG 128GB ¥5,000
RED MAG 256GB ¥8,000
DSMC2 SIDE HUNDLE ¥5,000
DSMC2 RED VOLT EXPANDER ¥10,000

RED Digital cinema DRAGON 6k(Carbon)

*上記金額によるお貸出しは、スタッフ1名のご利用(カメラオペレーター/データマネジャーのいずれか)が条件となります。カメラ機材のみレンタルは行っておりません。スタッフの料金につきましては、お問い合わせください。
*撮影内容により、上記以外の機材(カメラ・レンズ・モニター・三脚・特機・照明・バッテリー他)も手配いたします。
*ワークフロー、ポスプロのご提案・手配いたします。(お気軽にご相談ください)